自衛隊員の命の重さ

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政府が3月上旬に国会に提出する予定の海賊対策の新たな法案
「海賊行為への対処等に関する法案」(仮称)の概要が明らかになりました。

それによると、海賊行為を制止するための船体射撃を可能にする規定を設け、
現行の自衛隊法の海上警備行動よりも武器使用権限を拡大するほか、
自衛隊派遣に関しては国会報告を義務づけることとしました。

 海賊行為の定義は、国連海洋法条約を踏まえ、

「私有の船舶や航空機の乗組員が私的目的のために行う
不法な暴力、抑留、略奪」

と定め、 その上で、

〈1〉海上警備行動では日本関係の船舶に限られる保護対象を
   すべての船舶に拡大

〈2〉海賊対処は海上保安庁と自衛隊が担い、
海保では著しく困難な場合は自衛隊が対処

〈3〉海賊行為の抑止は自衛隊、逮捕などの取り締まりは海保が担当

〈4〉武器使用は警察官職務執行法7条を準用

〈5〉相手に危害を与える射撃の要件に海賊行為制止のための船体射撃を追加

〈6〉自衛艦派遣の実施計画は国会に報告する

などが盛り込まれています。

 罰則は、船を乗っ取り、人を死亡させた場合は
死刑または無期懲役とする方向で調整中です。


自衛隊員が武器を使用てきるのは、警職法7条に基づいており、
相手に危害を与えられる場合を正当防衛や緊急避難に限られていますが、
今回追加されたのは、民間船に海賊船が接近した場合、正当防衛に
当たらない段階でも、停船命令に応じず、他に手段がなければ、
船体を射撃できること。

自衛隊の海外派遣に関しては、様々な意見があると思いますし
その意見には憲法9条もからんできますので、非常に難しい問題です。

ただ、僕が思うのは派遣される自衛隊員の命のことを議員や国民は
本当に考えているのかどうかということです。

警察の業務の中には、相手が武器を持たないものがたくさんありますが
自衛隊が派遣される業務では、多くの場合、相手は武器を所持しています。
むやみに武器を使用するのもどうかと思いますが、非常に細かく
武器の使用を制限していては自衛隊員は自分自身や警護している人達の
身の安全を守れるのでしょうか?

今回の法律が、その意味で充分なのかどうかはわかりません。

ですが、このような議論をしている人をみていて思うのは、
建前や理屈を並び立てる時、本当に自衛隊員の人が
命を張っているということを考えているのかなということです。

戦場や紛争地帯で働くということは、理屈や建前通りには
いかないことも多いはず。
そのことを踏まえて、国のために働いてくれる彼らの
安全のことも充分に考えてあげるべきだと思うのです。

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